2016年11月29日

記事616 ケーススタディ フィデル・カストロ(後編)


fidel_0802.jpg
ttps://twitter.com/fidel_botより引用

フィデル・カストロ(1926年8月13日-2016年11月25日)




カストロ氏のホロスコープにおいては指導者の資質を
象徴する獅子座に太陽、水星、海王星という天体が位置して
いることはまぎれもなく、国家指導者としての資質を備えて
いる
ことの示唆であり、この点では十分に資格にかなった
人物であることは間違いありません。



そこに海王星も併存していることは、キューバ革命という
歴史的事件とその進展、そして彼自身の人生に劇的かつ
ロマンの要素があることも示唆しています。



しかし一方でその歴史的経過において1962年の有名な
キューバ危機、そして革命後に幾十万もの亡命者や
政治難民を生みだし、政治的に意見や見解を異にする
人々を投獄してきたという圧政も強い批判の的となって
きました。



そのことは彼の資質や人格、思考を象徴する獅子座の
太陽、水星、海王星がその対極にある水瓶座の木星が
運勢上の波乱の位置にあること、そして「試練の星」で
ある土星が蠍座にあり、獅子座のそれらの天体とは
凶意を持つ角度にあること、そしてその土星がカストロ氏の
行動を象徴する牡牛座の火星と対極の位置
にあることは、
その生涯及び政治的な行動が良くも悪くも強烈なものに
ならざるを得ない側面を表しています。



それはカストロ氏がその生涯で幾度も暗殺の危機に直面して
きたことにも表れていますが、その反面幾度もその危機を
乗り越えて天寿を全うした強運さも併せ持っていたとは
いえます。



そこは彼のホロスコープ上における、地の宮と水の宮の
エレメントに配置されている月、金星、火星、土星、天王星、
冥王星の吉相の角度形成による恩恵と見られますし、
この点が数々の困難さをカバーしてきたともいえるでしょう。



今後カストロ氏の正確な歴史的評価は、おそらく百年以上
経過しなければわからないところですが、いずれにせよ
その世界史的存在のインパクトは大きなものであったことは
間違いありません。







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記事615 ケーススタディ フィデル・カストロ(前編)


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ttp://kansaimun2012.blog.fc2.com/(より引用)


フィデル・カストロ(1926年8月13日-2016年11月25日)



キューバの政治家、革命家、軍人、弁護士。社会主義者で、
1959年のキューバ革命でアメリカ合衆国の事実上の傀儡政権で
あったフルヘンシオ・バティスタ政権を武力で倒し、キューバを
社会主義国家に変えた。革命によって同国の最高指導者となる。



今回は先だって逝去されたかつてキューバの最高指導者で、
世界的に「カリスマ指導者」としても名が高い、フィデル・
カストロ氏のホロスコープを取り上げます。



カストロ氏のホロスコープ上の各天体の位置は、以下の
ようになっています。


太陽・・獅子座

月・・ 乙女座

水星・・獅子座

金星・・蟹座

火星・・牡牛座

木星・・水瓶座

土星・・蠍座

天王星・・魚座

海王星・・獅子座

冥王星・・蟹座




これは前回のケーススタディのカテゴリである、
ドナルド・トランプ氏の記事でも書きましたが、
政治家、あるいは国家指導者となる人物においては
「国家=家」という連想から、家を象徴する蟹座に
何らかの天体があることは有利な資質を持ち、それは
今回の故・カストロ氏においても同様
であることが
わかります。



カストロ氏においては、蟹座に金星と冥王星が位置
していますが、ことに冥王星があることは大変に重要です。



実のところ冥王星は「死・秘密主義」といった「究極状態」
を象徴する惑星ですが、実際にカストロ氏はキューバという
国家の前体制に革命をもって「死」をもたらしたわけであり、
しかも「革命・反乱・旧体制の破壊」といった象徴を意味する
天王星が魚座に位置して120°の最大吉相を形成している
ことは、彼が一国家の革命という世界史上の舞台に位置する
のにふさわしい資格
を持っていたことがわかります。



もちろん国家指導者としての能力と資質があればこそ、
彼はその舞台に立てたわけですが、それでも彼と同時代に
生きた(つまり生まれた)キューバの人々は同じ星位の
配置のホロスコープを持つ
わけで、多くのキューバ人民は
彼と運命を共にしたことを考えると、まさに西洋占星術が
世界史レベルでの判断においても有効なものであることを
実感せざるをえません。



またカストロ氏の経歴において注目できるのは、彼が
弁護士の資格を持つ一方で軍人としても巧みなゲリラ戦を
指揮していたことで、これはホロスコープ上における月の
乙女座が彼が実務家としても有能さを発揮し、単なる
カリスマとして担がれていたわけではないことを示しています。



これは牡牛座に位置する火星も大きく作用していたと考えられ、
彼の実務家として、そして3時間にも及ぶ「演説家」としての
精力的な弁舌などは、こうした地の宮という実務能力を司る
エレメントに主要惑星が位置していたことと、決して無関係では
ないでしょう。



こうしたホロスコープ上の観点は、まさしくカストロ氏の
革命家・政治家としてのキャリアの卓越さを裏付けるものと
解釈できるでしょう。

(以下後編に続きます)






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2016年11月11日

記事606 ドナルド・J・トランプ (後編)


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ttp://www.huffingtonpost.jp/2016/06/10/donald-tru...より引用



ドナルド・J・トランプ

1946年6月14日生まれ 米国ニューヨーク市 クィーンズ出身




本格的な大統領選挙以前から、率直かつ型破りな言動で
何かと話題を振りまいてきたトランプ氏ですが、
ホロスコープ上の観点から注目できるもう一つの点は、
水星、金星、土星が蟹座に集中していることです。



この点は前編で触れた特色とは別のもう一つの特徴であり、
これはトランプ氏の持つ政治家としての資質の可能性を
示唆する
ものでもあります。



というのは蟹座の象徴する特質というのは「家庭・家族」
ですが、政治家が司る場の「国家」というものも文字
通り「国民の住む家」であり、そこをしきる存在である
政治家となる人物のホロスコープの蟹座に何らかの天体が
あることは、政治家としての資質のある可能性を強く示唆
するものです。



我が国の政治家にも蟹座に天体のある人物は少なくなく
(例:現内閣総理大臣・安部晋三氏、現防衛大臣・稲田朋美氏
で、両氏とも月が蟹座)、トランプ氏は上記の惑星があり、
これも政治家としての大きな可能性を示しているわけです。



水星が政治的側面への関心、金星が愛国心や国民に対する
保護欲、土星が国家運営における行政面での知的関心や
能力といった部分を象徴し、トランプ氏がたとえ過去に
おいて行政官としてのキャリアが皆無であったとしても、
今後大統領職としてキャリアを積んでいく上で、その資質を
開花させる可能性は非常に大きいといえます。



また蟹座の金星と火星が隣接している宮に配置されている
ことは(金星・蟹座、火星・獅子座)、両方の惑星の
作用が相乗効果でお互い強化し合うことが示唆されており、
蟹座の金星が象徴する愛国心と、獅子座の火星が象徴する
リーダーシップに満ちた行動力が作用し合うことで、
強力な国家運営がなされることが暗示されています。



ただホロスコープが暗示するところの懸念材料は、この蟹座の
位置にある水星、金星、土星が、同じ活動宮である天秤座に
木星が位置し、これと90°の凶角度を形成している
ことで、
特に土星との位置関係は政治的キャリアの上で大きな試練が
臨むことが避けられないことを暗示しています。



もちろん木星と吉相を形成する太陽、月、火星、天王星、
海王星、冥王星といった天体の影響力と相殺されて
その試練を克服することは十分可能ではありますが、
それでも直接的にその人の性格や資質、運勢に影響を及ぼす
水星、金星、土星との凶意の位置関係を巡る懸念は
予断を許さないところです。



今後トランプ氏が米国の大統領職を全うしていくためには、
いかにこれまでの強硬な主張を緩和しつつ、施政面で柔軟な
姿勢や体制を取っていくかに思われますが、ホロスコープ上では
太陽と月が柔軟宮である双子座と射手座にあることと、水星、
金星、土星が水の宮である蟹座にあることがその傾向を示して
いることは大きく期待が持てることは確かです。



後はその柔軟性をどれだけ施政面で実現していけるかが、
トランプ氏の当面の課題といえるでしょう。







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2016年11月10日

記事605 ドナルド・J・トランプ (前編)


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ttp://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/05/...より引用


今回のケース・スタディは、先だって行われた2016年11月8日の
アメリカ合衆国大統領選挙において、第45代大統領に選出された
ドナルド・ジョン・トランプ氏についてのホロスコープを
分析したいと思います。



トランプ氏のホロスコープ上における天体の配置は、
以下のようになっています。




ドナルド・J・トランプ



1946年6月14日生まれ 米国ニューヨーク市 クィーンズ出身


太陽・・双子座

月・・射手座

水星・・蟹座

金星・・蟹座

火星・・獅子座

木星・・天秤座

土星・・蟹座

天王星・・双子座

海王星・・天秤座

冥王星・・獅子座





トランプ氏は大統領選出馬時点、そして選挙期間中に
おける率直かつ大胆な言動で世界中の注目を集めて
きましたが、そのキャラクターの根底には月の位置に
ある射手座と、火星の位置にある獅子座が大きく影響
していると見られますが、もっともトランプ氏は
元々は有脳な実業家・ビジネスマンであり、特に射手座に
おける月はその方面で多大な辣腕を発揮した原動力と
なったことでしょう。



トランプ氏は社会人となる以前にも。友人や仲間内での
優れたリーダーシップで知られる存在であったようですが、
この面でも射手座の配置にある月や、リーダーシップの
天分を象徴する獅子座に火星があることは、彼にリーダーと
しての資質を付与
するものとなったことでしょうし、
4度の事業の破産にもめげずに再起を繰り返した不屈の闘志の
表れと言えます。



さらに「成功と栄光」の座を象徴する惑星である木星が
天秤座にあることは、太陽、月、火星、天王星、冥王星と
いう五つの天体と全て吉相の角度を形成しており、この
配置は世間的な成功という観点からはまさに絶妙な配置と
いえます。



そして2016年11月の時点において「最大の幸運の星」
木星は天秤座にあり、時期的な星周りにおいても氏は
幸運期のタイミングにあったわけであり、その点でも
今回の選挙は運勢的にも追い風があったということです。



もっとも同時に、現在は凶星である土星がトランプ氏の
月星座である射手座にも滞留していることで、いくらかの
凶意の影響を避けることはできなかったわけで、それが
選挙期間中のネガティヴなマスメデイアのスキャンダル
報道の試練として出てきたわけですが、それでも最終的には
木星の好配置の影響が打ち勝ったということであり、
まさしく幸運に恵まれて千載一遇のチャンスをものにした
ということができます。



もっとも最重要なのは、今後大統領職に就いてから
トランプ氏がどのような施政を行うかということであり、
この点を考察することは更に有益なことでありますので、
次回の後編にてこの点を考えていきます。






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posted by アロー at 14:55 | ケーススタディ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月13日

記事549 ケーススタディ モハメド・アリ(元プロボクサー) 後編


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ttp://www.cinematoday.jp/image/N0069846より引用


モハメド・アリ氏の逝去後のメディアの報道の多くは、
現役時代の選手としての実績以上に社会運動家としての
側面にクローズアップしたものが多いのですが、それは
彼がアマチュア・プロ時代のボクサーとしての活躍が
あってこそのものであり、事実ボクシングの専門誌での
歴史上の偉大なボクサーを選出するいわゆる「オール
タイム・ランキング」では、トップランクの常連

あるのです。


プロボクサーとしてのアリ氏の成功の要因をホロスコープで
見たときに、まず目につくのは太陽と月が山羊座にあることで
すが、占星術上では山羊座というのは肉体的な頑健さと精神力
の強靭さを象徴する星座であり、山羊座の持つ野心的な志向性
も相まって、これは彼がプロボクサーとして成功する素養が
本来的に高い
ものであることを示しています。


特に太陽のみならず月が山羊座に位置することは、社会的な
地位に対する渇望をも意味しているわけで、これは現役時代の
史上初の三度の世界王者復帰という偉業にも象徴されていると
言えるでしょう。


さらに火星が牡牛座にあることも彼の肉体面での強さを
格段のものとしていることを示し、様々な圧力や環境の
変化にも屈しないだけの忍耐力と持続力としてのを、
この火星の牡牛座からそのパワーとして供給を受けて
いた
とみることができますし、同じく牡牛座に位置する
土星もこの場合は凶意として作用するのではなく、
むしろ彼自身に対する精神面での強化という点に作用
したであろうと思われます。


またアリ氏の誕生星座である山羊座からみると木星が
双子座にあることは、彼自身の職業上のキャリアに
おける成功を象徴する位置にある
ことを示すもので、
この点においても(社会運動家としての側面は別にしても)
生涯を通して職業人としての成功は約束された運命に
あることがわかります。


こうしたプロボクサーとしての若き現役時代の栄光は、
モハメド・アリ氏の人生を語る上での最も基礎となるべき
側面であり、そのことは西洋占星術におけるホロスコープ
上の観点においても、むしろこの部分こそが最重要な点で
あるように私自身は思いますし、このことこそが彼をして
まさに「ザ・グレーテスト」と世に言わしめた源泉である
ことは間違いないと確信します。



モハメド・アリ氏のご冥福を心よりお祈りいたします。



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