2016年12月14日

記事622 巨大惑星・木星と土星の研究(2)


これまで「基礎知識」「応用知識」各カテゴリ記事において、
「木星=吉星」「土星=凶星」という区分についての解説と、
そしてそれぞれが「幸運をもたらす星」「凶運をもたらす星」
という見解は単純なものであり、現実的な影響の行使の仕方は
もっと複雑なものである
ということを幾度か解説してきました。


特にこの両者は、人類の歴史が始まるのとほぼ同じくして
認識された存在ですし、それぞれが運行するにあたっての
一挙手一投足が及ぼす運勢上の意味合いを、気が遠くなる
ほどの長い年月をかけて観察されたわけです。


それだけの歴史的背景があるわけですから、「吉星・凶星」
という単純な二分法のみの解釈だけで、この両者の意味合いが
全て理解できるのではないということは、ごく当然のことと
言えるでしょう。


とはいえこの二分法解釈も西洋占星術の長い歴史において
確立されてきた見解であり、この見解がホロスコープ上に
おける解読の基礎となっている
ことを認識することは、
大事なことです。


これまで当ブログが「基礎・応用」カテゴリで、木星・土星が
12星座に入った場合の影響について論じてきたのも、この
基本的見解を示すためであり、そこからさらに一歩進んだ
考察を進めることが、今回の一連の記事の目的です。


特に第一回目の記事で述べたように、両者の位置関係が
もたらす影響を考察することがその主要論点になりますが、
これこそが西洋占星術の研究を深める点での、醍醐味の
一つといえます。


近代以降は、全世界各地が一つの世界情勢の下にあると
言っても過言ではなく、それゆえに木星・土星という
巨大惑星は占星術的な意味合いにおいて、歴史上かつてない
ほどの影響力を及ぼしていると思います。


このような脈絡からも両者の関係性を分析・考察する
ことは、大変有意義なことなはずです。


第一回・二回と前置き的な記事になりましたが、次回以降から
本格的な考察と論議を展開していきます。







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タグ:木星 土星 研究

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posted by アロー at 19:00 | 西洋占星術の応用知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月09日

記事619 巨大惑星・木星と土星の研究(1)


西洋占星術において、木星と土星はその天文学的な
視点からの「巨大さ」同様、その影響力は太陽とともに
絶大なものがあります。


これまで当ブログの様々なカテゴリ記事で幾度も
強調したように木星は吉星、土星は凶星というように、
お互いは真逆の性質を持ってその影響力を行使しています。


それは木星が太陽系の惑星において、最大の大きさと質量を
持ち、直径が地球の約11倍であることをみても、この惑星が
もたらす巨大な影響力がうかがい知れようというところです。


一方土星は木星に次ぐ太陽系で2番目の大きさを誇る
惑星であり、その特徴的な環が象徴するように、巨大で
独特な影響力を放っています。


この二つの巨大惑星は有史以前よりその存在は知られており、
そうした先史時代の人々の宇宙観も、伝統的な西洋占星術の
世界観に影響を与えていることを考えると、それら惑星の
存在の意義を改めて考察するのは有意義なことであります。


これまで木星、土星とも「基礎知識」「応用知識」の
各カテゴリ記事において、そのホロスコープ上の意義や
解釈的なトピックを中心に記事をアップしてきましたが、
ここでは「応用知識」のカテゴリ内で、改めて別の観点から
記事を書いていこうと思います。


それはこの二つの惑星がホロスコープ上で刻々移動する
互いの位置関係が、占星術的な分析においてどのような
意味と意義を示すかという観点です。



それというのもこれらの惑星は個人レベルの運勢に
おいても、あるいはさらに視点を広げて、社会状況の
変化・変動においてもその影響力が他の惑星とは、
次元そのものが違うからです。


この点については、今後掲載される記事の中で詳しく
論じていきますが、この観点について考察・分析する
ことは、現代において大変重要な事柄であると思います。


それでこのテーマの今後の記事の掲載については、やや
不定期になるとは思いますが、タイムリーな側面からも
アップしていきたいと考えています。






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posted by アロー at 00:03 | 西洋占星術の応用知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月31日

記事602 男女の相性についての考察(10)


このシリーズ最後の記事は乙女座と魚座のペアについて
ですが、一般的に対極の位置にある星座は好相性とされて
いる組み合わせの、これは唯一の例外とされているものです。



対極どうしの星座というのは「お互いを補完し合う」という
事柄を象徴し、さらにお互いに魅力を感じ合うと同時に
反発も大きいというアンビバレントな面も大きく、そこが
男女関係においては刺激剤のようにもなって、惹きあう要素
にもなるのですが、こと乙女座と魚座に関しては、お互いの
マイナス面のみがほとんど出てしまうという結果
になりがち
なのです。



たとえば乙女座は知的な面がそのパーソナリティーの大半を
占めるということもあり、そこが批判的なものの見方や
口うるささにつながるということがあるのですが、もし
この側面に魚座の神経の細やかさに触れたときには、一方的に
傷つけられるという関係になる場合には、これは両者の関係に
修復が困難な破壊的な影響をもたらします。



それでこの組み合わせのケースは乙女座が加害者、魚座が
被害者的な立ち位置で関係が崩壊する可能性が非常に大きく、
出会いの時点では好印象で付き合い始めても、関係が密接に
なるにつれて失望感が大きくなるリスクが高くなります。



組み合わせのもたらす「相性の妙」というのは実に不思議な
もので、このケースは乙女座と魚座の柔軟宮のとしての
エレメントの最もマイナスな側面が衝突する局面が多く、
本来的に物事に対して柔軟かつ臨機応変な対応がとれる
両星座も、なぜかここではそうした長所が発揮できなく
なるようです。



さらに地の宮の持つ現実感覚と、水の宮の持つ感情や感性の
ネガティヴな面での反応も表面化しやすく、現実生活を
共に歩むという面でも難しさも無視できないでしょう。



もちろん中には例外的に上手くいくカップルもいるのですが、
それはあくまで少数派であり、できるなら「仲のいいお友達」
レベルの交際に留めておくのがいいでしょうし、真剣な
交際を望んでいるカップルであれば、お互いの人生観や気質が
長期的にみて合うかどうかの再確認を行うべき
でしょう。







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タグ:男女 相性 ペア

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posted by アロー at 16:09 | 西洋占星術の応用知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月29日

記事599 男女の相性についての考察(9)


今回は獅子座と水瓶座の相性についてですが、
このペアも前回の蟹座と山羊座とはまた異なった
意味で、相互に補い合う面での理想のペアという
ことができます。



蟹座と山羊座が保守的指向性の男女の組み合わせと
すれば、獅子座と水瓶座はリベラル志向のカップル
いうところです。



獅子座は火の宮のエレメントそのままに意志力の
強い性格ですが、水瓶座は水のエレメントの資質の
ままに柔軟性の豊かな性格であり、この基本的な
資質はそのまま相互補完の相性を示すものです。



ただこの両星座はそれぞれ個性の強い特色があり、
個々のケースでみた場合は他の天体の配置(特に
月の配置)によっては、意見の相違が大きな
衝突に発展する可能性は大きくなります。




もちろんこうした個性のぶつかり合いのリスクは、
他の対極の位置にある星座どうしでもありましますが、
獅子座と水瓶座の衝突の場合はいわば「意志と知性の
衝突」という様相を呈しますので、こじれた場合は
感情レベルとは別次元での齟齬になりますので、
修復がかなり困難なケースになることもあります。



それでもこの点でのリスクさえ問題にならなければ、
このカップルはお互いの個性を楽しむような仲に
なって円満に行きますし、永続性も強い結び付きに
なります。



そして実際の場面では(男女を問わず)獅子座が
水瓶座に妥協ないしは譲歩することが多くなり、
意外と水瓶座が生活面でリードする傾向になる
ようです。



このような流れでは、お互いの不動宮という
特質が関係の永続性を担保するものとなります。







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posted by アロー at 00:40 | 西洋占星術の応用知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月28日

記事598 男女の相性についての考察(8)


次に取りあげる「対極のペア」は蟹座と山羊座ですが、
この組み合わせほどその性格や指向性が対極にある星座は
ない
でしょう。



これまで幾度か述べてきた通り蟹座は「家庭・家族」
象徴し、それが太陽であれ月であれ位置する天体が
この宮に位置することは、それは単に象徴だけに留まらず
その人の人格の根深いところに蟹座の特質を反映します。



一方で山羊座の場合は、個々人のホロスコープに位置する
他の惑星の影響における差異はあるものの、基本的には
「野心・社会的評価」という象徴性を色濃く反映し、
この面における内心の資質を自身の行動の強い動機として
います。



このことをもっとわかりやすい表現で集約すると、蟹座は
「内向き・感性」という資質で表現され、山羊座は「外向き・
理性」という表現になり、これは見事に正反対の資質どうしの
表現になるわけです。



これは同性どうしであればややもすると極端な反発の要因に
なりますが、こと男女間の相性という観点からみれば
「互いの異質な面で補い合う」という面が色濃く出ることに
なり、まさに典型的な男女の本来的な役割分担を表すペア
いえるわけです。



通常の男女関係の場合のことを考えてみますと、全く同じ
気質といういうのはお互いに魅力を感じる余地がなく、
かといって全く異質である場合はかえってお互いに一種の
強い違和感を感じてしまってこれもうまくいかないものですが、
こと蟹座と山羊座の場合は、極端な異質なものどうしが
惹かれあうという例外的な組み合わせということができます。



このような両星座の組み合わせにおける見解というのは、
かなり「前近代的」との批判、あるいは意見を招くような
ものかもしれませんが、しかし蟹座にせよ山羊座にせよ、
いわゆる「保守的」な指向性の強い資質を持ち、現実的な
場面においてもそれは顕著に現れています。



ただ実際にこの両星座がペアになった局面においては、
(ほぼ男女を問わず)山羊座の方が蟹座の感情的な起伏
の激しい面において妥協せざるをえない場面が少なくない
でしょう。








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タグ:男女 相性 ペア

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